2023年4月3日より12月31日までで2028件の内視鏡検査・治療を行いました。
総件数 | 初回件数 | |
---|---|---|
胃カメラ | 1005件 | 145例(14.4%) |
大腸カメラ | 909件 | 297例(32.6%) |
超音波内視鏡 | 114件 | 92例(80.7%) |
総件数 | 2028件 | 534例(26.3%) |
(2023年4月3日〜12月31日)
2023年4月3日より12月31日までで2028件の内視鏡検査・治療を行いました。
総件数 | 初回件数 | |
---|---|---|
胃カメラ | 1005件 | 145例(14.4%) |
大腸カメラ | 909件 | 297例(32.6%) |
超音波内視鏡 | 114件 | 92例(80.7%) |
総件数 | 2028件 | 534例(26.3%) |
(2023年4月3日〜12月31日)
月間225件のペースで内視鏡検査・治療をしています。まだまだ余裕があります。
当院では月間400件の内視鏡検査を目指しています。
同日に胃カメラと大腸カメラ検査を受けられた方は424症例です。一日で検査を完了したい方は是非、ご連絡ください。
検査を受けて頂いた患者さん、紹介して頂いた先生方に少しでも満足した医療サービスを提供できるように
クリニック全体として取り組んでいます
当院では2部屋の内視鏡室を完備していおり、内視鏡も上部内視鏡(胃カメラ)4本、下部内視鏡(大腸カメラ)3本、超音波内視鏡1本、細径超音波プローブを所持しています。
設備的には大学病院や基幹病院の内視鏡室に完備されている内視鏡設備より最新のものを設置しています。
2部屋の内視鏡室を交互に使用して検査を行いますので、まだまだ検査数をこなす余裕があります。
当院の方針として、内視鏡を『楽に』『安全に』『思った時に』『質の高い検査』を提供することを主眼に置いています。
当院に受診されてから、1週以内に検査予約をすることができます。あらかじめ電話連絡があれば、当日の内視鏡検査も可能です。長くても2週以上待たすことはありません。やはり症状があるときに検査をして欲しいと思うのが患者心理で、また検査をしないと的確な診断が下せないこともあります。まだまだ、検査の余裕があります。
当院では当日大腸ポリープ切除のみならず、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や
超音波内視鏡下吸引細胞診(EUS-FNA)にも積極的に取り組んでいます。
内視鏡的粘膜 下層剥離術(ESD) |
14例(17病変) |
---|---|
食道ESD | 3例(4病変) |
胃ESD | 6例(8病変) |
大腸ESD | 5例 |
大腸ポリープ切除術 | 572例(887病変) |
超音波内視鏡下 吸引細胞診(EUS-FNA) |
6例(7病変) |
(2023年4月3日〜12月31日)
内視鏡治療症例は全例、偶発症を起こしていません。
ESD症例は全例で完全切除です。
集中セントラルモニターを完備し、術中・術後の患者管理を徹底しています。
またスタッフ教育にも力を入れて、安全・確実な内視鏡治療を心がけています。
偶発症を起こした場合のバックアップ病院も確保しています。
症例 | 病変 | 発見率 | |
---|---|---|---|
早期食道癌 | 5症例 | 6病変 | 0.5% |
早期胃癌 | 11症例 | 13病変 | 1.09% |
早期大腸癌 | 13症例 | 13病変 | 1.43% |
進行胃癌 | 1症例 | 1病変 | 0.09% |
進行大腸癌 | 12症例 | 12病変 | 1.32% |
日本消化器がん検診学会の全国集計調査では、2019年の内視鏡検診の早期食道がんの発見率は0.01%、
早期胃がんの発見率は0.11%と報告されています。
当院では拡大機能付き内視鏡により、鎮静剤を使用して、より詳しく観察することで発見率が高率になっていると考えています。
医療機器の進歩はめざましく、最新の機器が最良の機器と言っても過言ではありません。
しかし、それ以上にその機器を使いこなす医師の技量が重要となります。
最近では、大腸内視鏡検査の質がクローズアップされています。
当院の大腸内視鏡検査の質を提示します。
当院の 成績 |
基準値 | |
平均挿入時間 (盲腸までの 挿入時間) |
5分17秒 | |
平均観察・処置時間 (盲腸から抜去 するまでの時間) |
14分34秒 | |
総検査時間 (挿入時間+観察 ・処置時間) |
19分52秒 | |
盲腸到達率* | 804/806 (99.7%) |
米国基準値≧90% 欧州基準値≧97% |
腸管洗浄度 (良好例) ** |
777/798 (97.3%) |
米国基準値≧85% 欧州基準値≧95% |
*盲腸到達率:盲腸までの挿入目的例に限定。
(外科切除例・前処置不良例を除く)
**腸管洗浄度:下剤を十分量内服した症例に限定。
当院の 成績 |
基準値 | |
ポリープ指摘率 (PDR) |
64.6% | |
腺腫指摘率 (ADR) |
49% | 米国基準値≧25% 欧州基準値≧40% |
鋸歯状病変指摘率 (SDR) |
8.1% | |
AADR: 今後大腸癌になりやすい 病変を切除した症例の率 |
6.6% |
AADR(Advanced Adenoma Detection Rate)
・径10mm以上の腺腫
・病理組織学的にVillousまたはTubulovillousな成分を有するもの
・High-grade dysplasia(本邦の粘膜内癌にほぼ相当)
つまり、今後大腸癌になりやすい病変を切除した症例の率です。
当院の大腸内視鏡検査の質(Quality indicator)は米国基準、欧州基準をクリアしており、
『質の高い』検査をおこなえていることがわかります。
当院では内視鏡データベースを構築して、当院の症例の傾向をみています。
疾患の基礎疾患や内視鏡所見、処置内容、病理内容、アンケート調査を一元管理してデータベースとして蓄積しています。
アンケート調査では、患者満足度を知るのに重要で、できるだけ苦痛のない満足できる検査・治療を目指しています。
上部内視鏡 (胃カメラ) |
下部内視鏡 (大腸カメラ) |
|
---|---|---|
平均年齢 (±標準偏差) |
62.2±15.4 | 61.0±14.5 |
男女比 (♂:♀) |
436:579 | 444:465 |
検査時間 (平均) |
10分04秒 | 20分09秒 |
鎮静あり | 815/995症例 (81.9%) |
564/889症例 (63.4%) |
初回検査 (はじめて) |
145/941症例 (15.4%) |
297/860症例 (34.5%) |
検査が 楽だった |
789/861症例 (91.6%) |
714/806症例 (88.5%) |
受付職員への 満足度 |
851/860症例 (98.8%) |
801/807症例 (99.2%) |
看護師への 満足度 |
856/860症例 (99.5%) |
801/807症例 (99.2%) |
医師への 満足度 |
844/849症例(99.4%) | 792/799症例(99.0%) |
次回も検査 をうけたい |
855/858症例 (99.6%) |
804/806症例 (99.7%) |
*アンケート回答率:胃カメラ(85.5%) 大腸カメラ(88.6%)
内視鏡検査後のアンケート調査では、スタッフ(受付・看護師・医師)への満足度は99%であり、
90%前後の患者さんは『検査が楽だった』とのアンケート結果でした。
次回も検査を受けたいと回答された患者さんも99%を越えていました。
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