色々な切除に対応できます
ポリープを切除する際には色々な切除の方法があります。ポリペクトミーとは単にスネアと言われる金属の輪をかけて、投げ縄のようにポリープの首をしめあげて、通電し、熱焼却により切除する方法です。しかし、スネアがかかりにくいポリープもあります。このような場合にはPrecutting EMR(プレカッティングEMR)と言われる、ポリープの周辺を電気メスで切開し、金属の輪が滑らないようにポリープ周囲に溝を作って、投げ縄をかけて熱焼却により切除する方法が行われます。大きい病変や明らかに癌の場合にはESD(Endoscopic submucosal dissection)といわれる、専用の処置具で病変を剥がし取る方法で切除することもあります。色々な切除に対応できるためにはハイクラスな高周波装置が必要になります。当院ではエルベ社製の高周波装置(VIO3)を採用しています。日本国内のほとんどの大学病院や大病院でも採用されている高機能で、繊細な切除を実現できる優れものです。当院では安心・安全・確実な内視鏡治療を目指しており、大学病院や大病院と同レベルの治療を実践するため高周波装置(VIO3)を導入しました。経験豊富な医師(院長)が内視鏡手技の色々な引き出しを駆使して病変を切除しています。そのためにはハイクラスな高周波手術装置が必須です。安心して内視鏡治療を受けて頂けます。